シェアハウスとは直訳すると家を分けるという訳ですが、分かりやすく言うと一つの家を他の人とシェアするということでしょうね。例えば、一つの家に3部屋あるとします、自分が一部屋使っていて他の2部屋が空いてしまっていてもったいない、では他の人に部屋を貸し出そう。そして募集して受け入れたらシェアハウスの始まりです。
基本的にシェアハウスは、部屋は自分の部屋があり(ない場合もあるかも)リビング、キッチン、トイレ、お風呂はシェアします。ですので、自分のプライベートがほしいときは自分の部屋にいればいいし、皆と話などしたいときはリビングにいればいい。一人で暮らすの寂しい人にはもって来いですね。
そして最大の魅力といっていいのは、家賃の安さ。普通一人暮らししようと思ったら家賃だけで、10万円くらいはしますよね。それがシェアハウスならば少し大きな家やアパートを借りて半分の値段ですので、10万円はいきません。お金の節約が何といっても一番のよいところではないでしょうか。
夜一人で家にいて怖い目にあった人や、一人で寂しい人が沢山いると思います。その様な人はシェアハウスをすることによって、家に人がいる安心感、安堵感が得られると思います。最近は物騒な世の中ですので、一人暮らしより誰かと住んでいたほうが心が落ち着きませんか。それもシェアハウスの魅力ではないでしょうか。
生活スタイルはシェアハウスの同居人とどのようにするか決めないといけません。例えば冷蔵庫の使用方法とか。半分から右が自分で左が相手の人とか、人のものを勝手に食べてはいけないとか、また、夜遅くに帰ってきたらなるべく静かにする、何時以降にはお風呂に入らないなど、大まかなルールがないと好き勝手にやっていては、絶対に揉め事になりシェアハウスなんか出来ない状態になってしまいます。ルールという物があれば、それが助けとなりこのルールだからと自分を納得させることもできるでしょう。
そして一番大事なことは、深入りしないことだと私は思います。相手の基本的な情報 (どこで働いているか、電話番号、実家の連絡先)などは必ず必要ですが、その他のことに関して干渉しないのが長く続く基本ではないでしょうか。あまり深入りしすぎてしまうと、その人の嫌な面や気になる箇所が出てきて、相手のことが嫌いになってしまうかもしれません。ある程度の距離を保ち接していることがシェアハウスをする基本なのです。
たまにリビングで会話したり、お茶を一緒にしたり、たまにご飯を一緒に食べる。子の程度にしておくのが基本いいと思われます。誰かと一緒に生活するというのはとても難しい事です。仲の良い友達だって一緒に住むとなるとためらいませんか。シェアハウスの相手を見つけてもすぐに出て行かれては意味がないですね。ですので、相手とはある程度の付き合いにして、シェアハウスの相手という風に思うようにするのが基本なのではないでしょうか。