近頃耳にするようになった言葉の一つ、シェアハウス。
都市部、首都圏に増えている日本人を含む様々な国の人が共同生活をするコミュニティーハウスのことです。
ルームシェアという方がしっくりくるかと思います。
一軒家やアパートで共同生活をして、風呂、シャワールーム、台所、リビングなどは住人で一緒の場所を利用して、部屋はそれぞれ個室を利用する形態が多いです。
シェアハウスといっても、運営コンセプトや住んでいる人たちの雰囲気やマナーはそれぞれです。
おそらくシェアハウスに住むことを考えている方は、同居する人たちと楽しく暮らせるイメージや、自分と違った価値観、人生観に触れられること、それによりお互い刺激しあうことで人間性を向上したり、感動を共有することを期待しておられると思います。
そのためにも守るべきルールとマナーがあることを分かっていることが大切です。
なのしろ最初は全くの他人同士です。
共に生活する時間が長くなり、仲が良くなったとしても、お互いのルールをしっかり決めて快適な生活を楽しみましょう。
まずシェアハウスの基本的な理念として、お互いのプライバシーを尊重しあうというのが挙げられます。
加えて、生活パターンが異なる人同士の共同生活になります。
日中の時間の過ごし方も、学校に通っていたり、アルバイトに行っていたり、仕事に行っているなど、生活リズムが全く異なるわけですから、多少の騒音はお互い様と考えて、許せる精神、心にゆとりのある人がシェアハウスには向いています。
シェアハウスはシャワールーム、お風呂、台所、トイレは共同使用になります。
過去に合宿所や寮での生活を経験していて、共同生活に慣れている人にとってはストレスを感じないかもしれません。
台所については、使い終わった食器を自分で洗って元に戻すのは当たり前のこと。
作った料理を自分が食べるまで鍋に入れっぱなしにしてしまうと、次の人が鍋を使えません。
そういったところにも気を使って、マナーを守りましょう。
生ゴミは、台所に放置しないで指定された場所に処理するようにしましょう。
とにかく、いつも自分がされたくないことはしないように考えて使用しましょう。
シャワールームやお風呂、トイレも次の人が気持ちよく使えるように、清潔に使用します。
ゴミはきちんと地域のルールに従って分別し、ゴミ出しのルールをしっかり守り、ご近所のことも考えてマナーを守りましょう。
最低限のマナーを守れない方は、どの社会においても嫌われます。
さらに、他人との共同生活を円滑に送るには社交的な性格であることも大切です。
もちろん知らない人と、会話を楽しめる程度の社交性で充分ですが、自分だけの静かな時間に強いこだわりがあったり、自分の殻に閉じこもりがちの人には、向いていないと思われます。
シェアハウスの物件自体が面白いつくりになっていたり、住人が個性的でとても楽しい人たちに恵まれると、友達を呼びたくなるでしょう。
シェアハウスによって、住人以外は家に入れないとか、宿泊はダメとか、事前申請すればOKとか、ルールがいろいろですから、事前にルールをしっかり確認して、ルールを守りましょう。