シェアハウスのデメリット

若い人を中心にとても人気のあるシェアハウスには、メリットがいっぱいあると言えます。

しかし、デメリットだっていろいろと考えられます。

シェアハウスというと、ほかの住人と仲良くなれて、とても楽しい場所というイメージが強くないでしょうか。
確かに友達を増やすことができるのですが、それがデメリットにつながってしまうこともあります。
自分で住人を選ぶことができるわけではありません。
偶然、集まった人たちと一緒に生活していくわけです。

台所が共同というところも多く、自分で料理をしたいときに必ずしも料理をできないこともあります。
冷蔵庫も共同の場合は、自分が楽しみに買っておいたものをほかの住人に使われたりすることもありますので、自分の名前を書いておいたりします。
それでも、食べられてしまうことがあるかもしれません。

共同生活ですから、みんなで協力し合わないといけません。
お風呂だって自分が入りたいときに入れるかどうかはわからないのです。
入ろうと思ったら、ほかの人が入っていたということもよくあります。

いろいろな当番を決めて、協力し合おうということになるのですが、その協力の輪を乱す人が出てくることもないとは言えません。
自分勝手なふるまいをする住人が住んでいることもあるでしょう。
夜遅くまで大音量で音楽を聴いている住人がいたり、シェアハウス内で決められたことを守らない人がいれば、
その人に振り回される毎日を送る事にもなってしまいます。

女性の場合は知らない男性と暮らすことに抵抗がある人もいるでしょう。
女性専用のシェアハウスもあるので、そちらを利用したほうがいいかもしれません。

外国人に人気があるから、外国人と生活できると思って入居したら、日本人しかいなかったということも多いと言われています。
日本人に人気が出てきたことで、日本人だけ住んでいることが増えてきたからです。

逆に外国人と生活することに抵抗がある人もいるでしょう。
日本人だけだと思ったら、外国人がいて異文化になじめないということもあるかもしれません。

シェアハウスは、知らない人と共同生活をする場です。
だから、住人同士で衝突することもあるでしょう。
イベントを行うことも多いのでほかの住人と仲良くなりやすいのですが、どうしてもなじめないということもあるかもしれません。
全く知らない人と住むということになるので、簡単にはいかないことが多いということを頭に入れておきましょう。