シェアハウスで暮らす

一軒の家を複数の人達と一緒に住むシェアハウスが、ここ数年注目を浴びています。
海外の先進国では、高校を卒業すると、両親宅を出て自立し、1人の大人として、自分で住むことが普通のことです。
そして、家賃の負担を軽減するために、ルームシェアを掲示板などで募集し、友人や同級生や知らない人と一緒に住むということはよくあることです。
しかし、日本では、知らない人と自分の2人だけで住むには不安感があり、あまりルームシェアは一般的ではありません。
自立する場合、多くは、大学生はアルバイトの収入や、両親からの仕送りで1人暮らしや寮暮らし、社会人は、少ない給料でなんとかやりくりしたり寮暮らしというのが通常の形のようです。
そんな中、この不況が続く現代に、敷金、礼金、仲介手数料もいらず、大幅に費用を抑えることができ、楽しく暮らせるシェアハウスは今の時代にぴったりな物件と言えるでしょう。
日本では、シェアハウス、またはゲストハウスという言葉でも呼ばれているこのしくみ、上手に利用すると、楽しみながら、節約できる素晴らしいものです。
自立して暮らす場合に大きな壁と大きな支出となるはずの、敷金、礼金、仲介手数料、保証人が不要なシェアハウス物件が多く、とても助かりますよね。
シェアハウスは、個人で一緒に住む人を探すルームシェアとは違って、業者が賃貸者を募集し、管理しています。
集団生活で必要なルールも、あらかじめ決まっていて、お互いルールを守って暮らせば快適そのものです。
大抵の場合、鍵つきの個室が1人1室用意されており、キッチンやお風呂、トイレは共有、そして、ダイニングルームやリビングルームで集まって、一緒に住む人達と楽しい時間を過ごすことができます。
1人で暮らすよりも、安心して暮らせる上、設備やサービスも整っていることが、とってもありがたいですね。
業者や物件によっては、管理人が一緒に住んでいたり、時折様子を見にきてくれる所もあるようです。
なんと、掃除のサービスがある所もあります。
また、海外から日本に働きに来ている外国人や、留学生なども、シェアハウスを利用することが多いので、嬉しいことに、日本にいながらにして、外国のような環境で暮らすことが可能になります。
様々な国から来ている外国人。
話す言葉が英語とは限りませんから、各国の語学を学ぶにも最高な生活環境になってくるのです。
多くのシェアハウスでは、交流のための食事会や、飲み会やパーティなどを、交流のために、リビングルームで行ったりすることがあります。
文化、習慣、食事のメニューなど、カルチャーショックを受けたり、お互いに新しい発見や、良い影響を与えたりしながら、1人で住むのとは全く違う楽しさを毎日見つけていけそうです。
シェアハウスで暮らしながら、日本とは違う、生活習慣、文化、言葉をもつ外国人達との交流を経て、もしかしたら、将来の夢につながるヒントや、この先何年も続く大事な友人ができるかもしれませんね!
まずは、情報を集めてみてはいかがでしょうか。