シェアハウスに住む音楽ユニット
Goose houseという男女7人の音楽ユニットがおり、最近発売したアルバムのMilkは1.7万枚の売り上げという数字を出しています。
Youtubeでも配信しているPVは5億近くの再生数を獲得しており、人気の高いアーティストとなっています。
個々でのシンガーソングライターとして活動しており、全員が作詞も作曲もボーカルも行います。
このような形のグループは珍しいでしょう。
このグループの一番の特徴は、なんといってもグループ全員が同じシェアハウスに住み、音楽を作っています。
シェアハウスで音楽を作るようになったきっかけは、SONYウォークマンのキャンペーンで若いアーティストをシェアハウスに集めて音楽を作っていたことです。
その企画が終了した後に現在のグループ名となり、更に新メンバーも加わり、活動範囲を広げて積極的に音楽作りをしています。
オリジナルの曲を作ることも多いですが、その他にも有名アーティストのカバー曲も作っており、そのような背景もあり人気が出ています。
何故シェアハウスで音楽を作るのか?
シェアハウスは普通は家賃が安いからなどの理由で利用し、時には音楽活動をやっているグループの人でも利用することはあります。
しかしそれはアマチュア時代の話であり、デビュー後にシェアハウスを利用する人は少ないです。
しかしシェアハウスを利用するといくつかのメリットがあり、まずいつでも音楽作成が出来、メンバーが一つ屋根の下で揃っているので、わざわざ集まる必要なく、作りたいときに音楽が作れます。
集まるための時間が必要ないので、時間の節約にもなり、朝でも昼でも夜でも、または眠っていても起こして作ることも出来ます。
グループのメンバー同士がいつも顔を合わせているので、意志の疎通もしやすく、互いの気持ちなども分かりやすいです。
お互いの体調なども常に知っているので、そのような体調や気分を考えて音楽作りが出来ます。
突然アイディアが浮かんだとしても、すぐにメンバー同士でそれを共有できコミュニケーションがとりやすいのもメリットです。
もちろんメンバーがシェアハウスで生活をし始めた最初の頃は戸惑いもありましたが、今は基本的な時間を守ったり、人の物を食べないなどのルールだけを作り、メンバー同士の仲を深めながら音楽作りをしています。
このような背景からも、音楽作りに良い影響を与えていると思われ、それが作られた音楽にも反映されており、そのために多くの人を魅了するような音楽となっているのでしょう。
もしかしたらこれからはシェアハウスでみんなで住んで音楽を作るというグループが、更に現れていくるかもしれません。