娘がシェアハウスに住んでいます。

娘が職場の近くにシェアハウスを見つけて引っ越してから丁度一年ぐらい経ちました。
多分私のような性格は無理かもしれませんが、
娘はとても周りとの調和を巧く取り計らって行動する事が出来る性格なので
あのような状況も日々楽しく生活が出来ているようです。

家主の方は未亡人の方で同じ家に住んでいるので、
何となく娘一人っきりでアパートを借りて住むよりも親としてはとても安心していられます。
もう一部屋あり、そこも娘よりもすこし年上の女性が借りていて女性専用になっているのも良いです。
一泊だけしたことがありますが、慣れていないために気兼ねをしてしまいリラックスできませんでした。
キッチンにある電子レンジやオーブンなどなんでも使って良いので
その為にキッチン用品を買い揃えることが無かったのでその点も楽でした。
自分の食べる食材は冷蔵庫のあるコーナーが娘の場所になっているので、
そこに入れたり、また別な所にも保管する場所も用意されていました。

部屋に鍵が当然あると思っていましたが、
無かったのでそんな場合は自分で鍵を取り付けるという話を掲示板でしていました。
そのことを娘に忠告をしてみましたが、
全くその気が無いようなので家主さんに取り付けても良いか許可を取ってから、
私が鍵付きノブをドアに取り付けに行きました。
いくら女性だけのシェアハウスといっても自分の部屋に鍵がかかないと言うのは何となく不安になります。
娘に職場に行く時は必ずロックをして行く様に言っておきました。

普通の一軒の家なので、トイレやお風呂も全部お互いに空いている時間に利用しています。
職場に行く時間が早い娘は早めにお風呂を使いますが、
だんだん何時ごろに誰が使うか、なども知らずに決まっていったようです。
友達をあまり頻繁に連れていくと、家主さんからあまり良い顔はされないような話はよく聞きます。
その為の水道代や電気代もかかってくるので当然かもしれません。
私も一泊した時は家主さんにお礼をしてから帰りました。

こうやって娘が借りたシェアハウスは女性専用になっていますが、
息子も借りた事がある家は家主さんは別な所に住んでいて、
一軒屋といってもシェアハウス用に作ってある大きな家でした。
娘はまぁまぁ満足をしているようです。
もう一人借りて居る女性との間柄も悪くないようですし、
親としては女性専用でありいつも家主さんが一緒の一つ屋根の下に住んでいるので安心していられます。

アパートの場合は職場から帰って一人ぽっちで寂しいと思えるようなときもあるものです。
そんな孤独感に苛まれる心配もなく誰かが家に居ると思うだけでも
娘もそこが気に入っているかもしれません。

テレビもリビングルームにありますがみんなで一緒に観ることも出来るので買う必要もないでしょう。
何と言っても娘が家主さんからも良い印象を受けているようなので安心しています。
常に相手のことを思いやるような常識がある行動が出来る人は
何処のシェアハウスでもやっていけると思います。