シェアハウスに住むにはある程度の責任感が必要です。

今、娘が女性専用のシェアハウスに住んでいます。
仕事が決まって、その職場から近い普通の家に住んでいます。
その家はご主人に先立たれた奥さんも一緒に住んでいて、女性専用という事で親としては安心感もあります。
ベッドルームが3つあるので、一部屋はオーナー、他の2つは娘とまた別の女性が借りています。
もう一部屋を借りて居る女性は娘よりも少し上の人で、良さそうな人だということです。
最初の頃自己紹介を兼ねてお喋りをしたようです。
中には知らない間に物が無くなるという話も聞いた事がありますが、今の所そのようなこともないようです。
家具も元々備わっていたので買いそろえる必要もなくて良かったです。
引越しの時、オーナーが使っていた箪笥など既に空にしてありました。
ただ鍵付きのドアで無かったのでその事をお願いすると、自分で鍵付きのノブを買って取り付けるようです。
娘は鍵が無くても大丈夫といっていましたが、それでは私が心配になって元々あったノブと鍵付きのノブと交換をしました。
このような家に住むということはある程度辛抱強さが必要であったり、シャワールームやキッチンを使った後は必ずきれいに片付けるなど、共同で使う場所を責任を持って整理整頓する性格でないと巧く行かないと直ぐに想像が出来ます。
全くの他人との共同生活ですので、エチケットを守って住むことが肝心です。
それが出来ないとオーナーにも嫌われ、他の部屋に住む住民にも嫌われてしまうでしょう。
娘はその辺の常識のような部分もすっかり身に付いているようなので今安心です。
一度娘の部屋に泊まったことがありますが、私はこのような所に泊まった事が無く、オーナーの奥さんがいつもリビングルームにいるような人で、私は落ち着きませんでした。
私は直ぐに退散しますが、そこに住む娘が満足をしているので、私が口出しをする事ではありません。
冷蔵庫も大きいですが、自分だけのコーナーが決まっていて、それほどスペースが広い訳ではないのでそれも一寸不便かもしれません。
一番良さそうと思えることは帰った時、アパートの場合はひっそりとした真っ暗の部屋で寂しい思いをしますが、シェアハウスの場合はそのような寂しさがなく、誰かが家にいたり、また直ぐに帰ってくるのでその辺の寂しさを感じることは少ないと思います。
私は独身の頃一人でアパート住まいをしていましたが、真っ暗な部屋に帰るというのは慣れるまで寂しく感じました。
いつも自分のペースで動きたいという性格の人はシェアハウスを借りると周りが大変かもしれません。
常に周りとのバランスを考えて行動できる性格であるということが大切なような気がします。
お料理も偶に大目に作ってはお互いに分け合って食べることもあるようです。
偶に友達が泊まるようなことがあってもオーナーに事前に話をして承諾を得ると大丈夫なようです。
あまり頻繁に自分の友達を連れてきて泊まるのは非常識になるので、その辺も娘はわきまえているようです。
娘にとってはアパートのような自由さはありませんが、シェアハウスに住む事は親は安心です。