シェアハウスは固有スペースと、共有スペースの基本二つしかありません。
自分の部屋意外ではお風呂、テレビ、ご飯、リビングは全て住人のひととの共有空間です。
自分の固有スペース外はいつでもどこでも誰かがそこにいるということです。
例えると家族と住んでるとして、固有スペースはいわば家族で住んでるひとなら、
自分の部屋みたいなものです。
その家族が他人であるというようなかんじのもの。
家族なら、いったらお母さんが娘にちょっと首をつっこんで部屋を勝手にあけて、
勝手に入ってきてもごめんなさいと言って、許されてしまうけれど
もしもそれが他人だとしたら、それはルール違反。
そこがシェアハウスの大きな特徴だったりします。
例えば、住人のお友達はいつも気分が良くていつもおんなじメンタルだったら良いけれど
人間だから、ちょっと気分が沈んでる日もあったりするわけです。
そうした日には声をかけずに距離を置いた付き合いも出来ることが必要です。
シェアハウスはちょうど、家族と住んでるような形態で、その家族がちょうど他人ということなんです。
いっしょに住んでいてだんだん気心も知れてきて、何でも話して家族のような雰囲気になってきます。
こうしたケースは多いんです。
ここで気をつけないとならないことは、
いくら仲良くなっても適度な距離をおいて付き合わなければなりません。
適度な距離を守れることが、賢いシェアハウスでのトラブル回避回避方法。
しつこい人がいたらちょっと今日はごめんねと自分から断ることも重要だし、必要です。
続いて、自己管理そのものがトラブル回避にもつながります。
酔っ払って深夜に帰ってきて、住人の人を叩き起こしてしまう。
こういう状態だとだんだんとみんなの楽しい雰囲気もスグに損なわれてしまうしトラブルに繋がるのです。
楽しいシェア生活はみんなで楽しく、
そして楽しもうという言わずもがなの暗黙のルールがそこにはあるから、成り立ってたりします。
さらには、みんなで楽しくテレビを見ていたとします。
そして誰かがそこで、いきなりテレビのチャンネルを勝手に変えてしまったり
共用のお風呂を勝手に汚したまんまで、掃除当番を守れなかったりこういう事をするだけで
和は簡単にひびが入ってしまうんです。
まずはルールを守って、みんなで作り上げている、作り上げてゆく。
そんな気持ちを持つことが上手なトラブル回避方法です。
それは何よりも、自分が自立する、そして初めて他人と楽しい共同生活が送れる。
そういう気持ちが持てるひとになる、ということなのです。
そして、もう一つ気をつけておきたいのは、世の中にはいろんな人が存在します。
いっしょに料理を作っても後片付けがキッチリしている人、
反対にちょっとざっくばらんで片づけが行き届かない人。
何でも率先してやる人。
なかなかお尻が上がらない人。
ほんとうにたくさん色んな性格の人がいるんです。
ですが、やはり人間は自分と全くおんなじ考えの人って周りをちょっと見渡してもいないはず。
シェアハウスもおんなじなんです。
どんな人ともある程度割り切って、ちょっとしたことも見過ごしてあげられる
まず始めにそう考えること、それも上手なトラブル回避方法の考え方の一つなのです。